【南熱海はたけ日記】多賀小の生徒と一緒に田植えを体験!
2017年6月16日 19:00pm
こんにちは、熱海のゲストハウスMARUYAで働くみさとです。
多賀にある小さな畑でプチ農業ライフを楽しんでいます。MARUYAでも毎週日曜日にゲストさんと一緒に農作業をする「はたけの日」を開催しているので、ここではその様子をお伝えしようと思います。
これまでのはたけの様子
にんにく収穫の回と夏野菜の回
春菊の花の回
種まきの回
田植えをしました!
先日五月三〇日のはたけの日は特別編!多賀小学校5年生の生徒さんと一緒に田植えをしてきました。
里庭には熱海唯一の水田があり、毎年多賀小学校の生徒さんが、この水田でお米作りを体験します。
五月は田植え、夏の間は草刈り、九月に稲刈りと脱穀を行い、収穫したお米は給食で食べるという取り組み。
近ごろ世間では、お米や野菜、魚や肉が工場で作られていると勘違いしちゃう子供がいるとか。そんな時代に、素敵な取り組みをしている学校ですよね。
田植えがうまくいくように、お米がたくさん実りますように。という願いをこめたお守りは京都の伏見稲荷のもの。こういうものが受け継がれているところから、日本人にとって稲作は生活を大きく左右していたことがわかるような気がします。たくさん実りますように!
みんな裸足になって泥の中へ。さっきまできちんと気をつけをして先生の話を聞いていた子も、泥に入った瞬間に子供の顔に。「気持ちいー!」「気持ちわるーい!」「あったかい!!」「押すなよー」「泥だんご作ろう(?)」などとあちこちから叫び声が聞こえてきて、自然は人間を子供に戻すのだなあと嬉しくなりました。私だって本当は泥に飛び込んでごろごろ転がりたいんだよ。という衝動を押さえました。泥んこバレーとか、ドッヂボールとか、やってみたいなあ。
田植えはすべて子供達の手で行います。みんなでやると早い早い。2時間もかからず作業は終わりました。
田植えの工程が全て終わり、落ち着きを取り戻した田んぼ。美しい。元気に育ってくれよ。
そんなこんなで田植えも無事おわり、はたけの方もひきつづき雑草と戦いながら夏野菜をどさどさと収穫していく楽しい時期となりました。楽しみはつづきます。
ここでひとつ、お知らせです。
マルヤで農地を借りることができました!小さな畑ですが、この畑ではマルヤに併設するカフェバー「マルヤテラス」で使う野菜を育てていくことにしました。それに伴い、今後は毎週日曜日が「はたけの日」となり、私は毎週半日畑にいることになります。これまでの半日農業体験が日曜日に変更になる。と思ってもらえればよいかと思います。今後の「はたけの日」の詳細は追ってお知らせします。
基本的に、自然農法に近い農法で育てたいと思っていて、現在勉強中です。ただ、いろんな本やネット上の情報を見た所、農法に正解というものは無いのだろうという結論に落ち着いているので、まずはいろいろと実験を繰り返して一番しっくりくる方法を見つけていきたいと考えてます。
畑の名前、大募集中です。
勝田実里(かったみさと)